『横浜スタジアムで長蛇の列を作る伝説のおにぎり屋が復活』おにぎり わ
2022年8月17日
横浜スタジアムで長蛇の列を作る伝説のおにぎり屋が復活。
手作りにこだわり、店内で一から仕込む。オーナー自らが作るおにぎりとは?
東急SレイエスFCの広報担当の青木が取材してきました。
・お店を始めたきっかけは?
このお店は以前 ジェラート屋さんが営業されていて、ちょうど娘があざみ野に家を構える事になった時期と重なって親子でよく通っていたんですが、突然お店を閉めると聞いて…『商売の勘が働いた』と言いますか、すぐにそのオーナーさんに連絡を取っていただき物件の契約を済ませておにぎり専門店を開くことに決めました。(笑)
・伝説のおにぎり屋と言われた横浜スタジアムでの出店について
で。スタジアムの中に出店されていたんですか?
ホーム外野席のベイスターズ陣側にあったお店が撤退することになって。そこへもう1軒出店することになり2店舗を運営していました。
やっぱり、お弁当だと彼らには少し値段が張りますから。おにぎりだと生徒さんたちが気軽に買えるちょうど良い価格だったのでしょうね。
当時のスタッフに結構可愛い子がおりまして、その子に目を奪われるのか(笑)選手がよく売り場の前で立ち止まっていたりもしましたね。(笑)
・懐かしのおふくろの味のルーツは?
さんのお母様のことですか?
もちろん、この味の始まりは母がきっかけでもあります。
わたしの“おにぎりのルーツ”は、母が切り盛りしていた旅館がはじまりなんです。
当時、そこは某大企業の保養所として利用されておりまして。
夜になると社員の皆さんがやってきて、その旅館で慰安の宴会などをした後に温泉に入られて、おやすみになった翌早朝にまた会社に戻られるのですが、あまりに朝が早いので朝食に御膳など召し上がる余裕も無いご様子で。
そこでお客様から「おにぎりと味噌汁だけでいいよ!」とご要望があった事がきっかけでわたしがおにぎり作りの担当に。
時間との戦いで、毎回200~300 個…と握るんです!(笑)
そのおにぎりをお客様が『おいしい!おいしい!!』と、ビックリするくらい褒めてくださって。当時、大学生だったのですが夜は授業が終わると旅館に直行して手伝い、朝はまた早起きをしておにぎりを作っていました。
そこが原点なんですよ。わたしの『おにぎり人生』のスタート地点なんです。
商売を本格的に始めるようになって、今日までいろいろと研究を重ねてレパートリーが増えていきました。
・こだわりの食材について
おにぎりのお米にはササニシキという銘柄を使っています。
現在、ササニシキを作る農家さんが減っていて、ほとんどがコシヒカリです。当店ではいつも安定した味をお客様に提供できるよう、年次契約で宮城の米農家さんにササニシキを作っていただき、取り寄せています。ササニシキは特徴として冷めた時に美味しくて、もちもち感の強いコシヒカリとは違い、比較的サラッとしてベタベタした感じが少ないので冷めても美味しいおにぎりにとても適したお米なんです。
そうした理由から当店ではずっと、ササニシキを使っているんですよ。
鶏そぼろ、生姜煮、まぐろ煮、牛のしぐれ煮など、季節の旬の具材も使用したり。他のお店では見かけないような珍しい手仕込みの自慢の具材がたくさんありますよ。
・お店を経営する事での苦労
・今後の展望
~さいごに~
店主 岸野さんの商売人としての力強さやエネルギーを感じる中に「伝説のおにぎり屋」と
いわれる理由を感じる事が出来ました。
お忙しい中、貴重なお時間を頂きありがとうございました!
おにぎり わ あざみ野
店舗名 | おにぎり わ あざみ野 | ||
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住所 |
神奈川県横浜市青葉区あざみ野2-12-1 丸善ビル1F |
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電話番号 | TEL:045-482-7876 | ||
営業時間 |
平日:8:30~14:00/土日祝日:8:00~14:30 |
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定休日 | 不定休 | ||
URL | https://onigiriwa.com/ |
【取材日時】2022年6月30日(木) 13:00~14:00
【取材場所】おにぎり わ あざみ野
【インタビュイー】岸野 和美 様
【インタビュアー】青木 真人