J-フロ式コーチングの特徴

複目的構造のトレーニング

低学年のうちは、戦術がまだ頭では理解できないから“やらせない”ではなく、戦術が“隠された”トレーニングを通じて、自然と戦術的なプレーを体感していくことを目指します。 そうした段階を踏むことで、低学年の頃に経験してきた戦術的な動きが、高学年になって初めて主目的として伝えられ、体で体験していたことが頭の中にインプットされていく仕組みとなっています。

言葉のシャワー

できる限りプレーする時間を確保するために、そして子供たちが自信を持ってプレーできるように、コーチはレッスン中に、子どもの様子を観察し、努力があった良いプレーを誉め、 うまくいかなくても意図があったプレーを励ます。また、選手が困難な場面に遭遇した時には、直ちに「できない」から「できる」へと導き、少しでも改善されたら、そのことについて褒めて、励まします。 また、その日のテーマを意識できるようなポジティブな声掛けをトレーニングやゲームの最中にも頻繁に行います。

アクシオンタクティカ(戦術的行動)

リアリティのある、ゲームに直結したトレーニングを通じて生きた技術を身につけるためには、常に「みて、えらんで、おこなう」という戦術的行動[認知、決断、実行]が考慮されていなければなりません。

質問調のコーチング

「この場面ではこうしよう!」と伝えるだけではなく、「この場面ではどうしたらいいのか?」と選手が自分の置かれている状況を理解し、チームにとってより良い選択肢を選んでいくために、質問調のコーチングを行います。

そこから学ぶ

不測の事態が起こってしまっている目の前の場面から学ぶこと。「そこから学ぶ」習慣を身につけさせるために、コーチはトレーニングやゲームの途中で生じる不測の事態に対して時間をおかず、目の前にある問題の解決をサポートするためにすぐに質問調のコーチングを行うことを意識しています。

インテグラルトレーニングとは?

・よりリアリティのある、ゲームに直結したトレーニング
・トレーニングの大部分は、ゲームの展開が反映された内容から成り立っている必要があります。(I.Konzag1994)
・ゲームのすべての要素をつなぎ合わせたり、混ぜ合わせたりするだけでは不十分であり、そのすべての要素を整理して構成する必要があります(Cano Moreno 2002)
・個人技に重要性を与えすぎてしまい、多くの若い選手はゲームの基礎的な側面すらも理解できないことがある。個人技練習で習得した技術などを全体的なゲーム展開に適応させることすら不可能となってしまう(Horst Wein 1995)
・技術動作を選択して適切な場所やタイミングで実行するには、ゲームの中で習得して選手自身が、なぜ、どうして動作を実行するのかを理解しながら実行する必要がある(Lillo 2000)
・インテグラルトレーニングを通じて育った選手たちは、伝統的なトレーニングを通じて育った選手に比べて、体力が向上していたりすぐれていたりしているとは限らないが、コレクティブなゲームの展開に貢献することについては向上が見られた。

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